【社員の健康を守るために】 熱中症対策セミナーを開催しました
2025/07/22
【社員の健康を守るために】
熱中症対策セミナーを開催しました
― 法改正への対応と、安全で快適な職場づくり ―
◆ 令和6年度の熱中症対策指針が改正
近年の猛暑や気候変動を背景に、令和6年度より厚生労働省の「職場における熱中症予防対策」が改正されました。
これまで以上に、事業者・従業員双方が協力して取り組む体制づくりが求められています。
弊社ではこの改正を受け、社員の安全と健康を第一に考えた取り組みの一環として、
7月22日に「熱中症対策セミナー」を実施しました。
◆ 衛生推進者が主導して社内で開催
セミナーは、弊社の衛生推進者(健康保健委員を兼任)が中心となり、全社員を対象に実施。
厚生労働省や産業保健機関から発表された最新情報をもとに、
職場で実践できる予防方法や、改正内容のポイントについて分かりやすく説明しました。
◆ セミナー内容(一部抜粋)
・令和6年度の改正内容と法的背景
・WBGT(暑さ指数)による環境リスク評価の方法
・水分、塩分補給のタイミングと量の目安
・熱中症の初期症状の見分け方と応急処置
・冷房、送風機器の活用、休憩場所の整備
・暑さをガマンしない」「声を掛け合う」職場づくりの重要性
特に最後の「声かけの大切さ」では、
体調の変化に気づきにくい夏場こそ、互いに声を掛け合うことが命を守る第一歩であることを再確認しました。
◆ 熱中症予防教育を修了
また、本セミナーを担当した衛生推進者は、外部専門機関による
「熱中症予防教育」講座を受講し、修了証明書を取得しております。
専門知識をもとに、社員への教育・啓発を継続的に行うことで、
社内全体の安全意識の向上につなげていきます。
◆ 「暑さをガマンしない」職場文化を
弊社では、「暑さを我慢せず、体調を優先する」行動を推奨しています。
・作業中にめまいや立ちくらみを感じたら、すぐに休憩を取る
・水分はこまめに摂取し、のどが渇く前に補給する
・周囲の人の体調変化に気づいたら声を掛ける
こうした一人ひとりの意識と声かけが、事故を防ぎ、助け合える職場づくりにつながります。
◆ 今後の取り組み
今回のセミナーをきっかけに、今後も以下のような活動を予定しています。
・夏季期間中の定期的な熱中症リスクチェック
・現地調査用のスポーツドリンクの常備
・空調服の導入
・首掛けファンの導入
・塩飴の常備
・社内啓発ポスターの掲示・給水タイムの推奨
・社員全員への再教育・フォローアップ研修
◆ おわりに
本セミナーを通じて、社員一人ひとりが「自分と仲間を守る意識」を高めることができました。
これからも、確かな技術力とともに「人を大切にする企業」として、
安全で健康的な職場環境の整備に努めてまいります。
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