【旧大社駅】復元工事中の最後の姿に出会う

今日は、島根県出雲市にある旧大社駅へ行ってきました。

かつて出雲大社への玄関口として栄え、多くの参拝者を迎えてきたこの駅。

今はすでに廃駅となっていますが、その荘厳な駅舎は国の重要文化財にも指定され、観光名所として多くの人々に親しまれています。

 

復元工事が進行中

 

実は現在、旧大社駅は復元工事の真っ最中。そのため、駅舎の一部には足場や覆いがかけられ、近いうちに本格的な補修に入るとのことでした。

今日訪れたタイミングが絶妙で、屋根の姿を近くで見ることができる最後のチャンスでした。

歴史を感じる瓦屋根や、重厚な木造の構造が目の前に広がっていて、思わず見入ってしまいました。

 

今しか見られない「過渡期」の姿

 

工事が進めば、建物は美しく蘇っていくでしょう。でも、今のような「変わりゆく途中の姿」を見られるのは、ほんの一瞬。

この貴重な時間に立ち会えたことに、何とも言えない感慨を覚えました。

出雲の歴史とともに歩んできた旧大社駅。その姿が未来へと受け継がれていくことを願いながら、名残惜しくその場を後にしました。